「腰の痛みとともに血尿がでた・・・」「血尿って病気だよね・・・」
血尿がでたばかりか、腰の痛みも同時に感じる。こんなことが起こったら不安でたまりませんよね。結論から言うと腰の痛みを伴う血尿は病気の場合もありますし、そうでないこともあります。
そのため、考えられるきっかけがないときは病院で検査してもらうことをおすすめします。
この記事では、
腰の痛みに伴う血尿の原因
血尿が出た際に行くべき病院
について解説していきます。ぜひ、ご覧ください。
腰の痛みに伴って血尿が出た際には以下の原因が考えられます。
・腰の打撲
・尿路結石
・急性腎盂腎炎
・悪性腫瘍
ひとつずつ解説していきます。
腰の打撲
実は腰の打撲をした際にも血尿になる可能性があります。かなり強く腰をうった際には注意しましょう。また、血尿が出た際には「かなり出血してしまった」と思う方が多いようです。
しかし、実際には尿と混じって血液が排出されるため多くの量が出たように感じるだけで、そこまで大量に出ていないことがほとんど。焦ることなく病院へ行きましょう。
尿路結石
尿路結石とは、尿が通る管(尿管)に石ができてしまう病気のことを言います。尿路結石で起こる典型的な症状は疝痛発作と呼ばれる激痛と血尿です。
この激痛は基本的には夜や朝方に起こることが多いのが特徴。一度、痛みが起こってしまうと3〜4時間程度続いてしまうと言われており、通常の腰痛とは明らかに異なる痛みです。
気が付かないうちに石が体外に排出されることもあります。しかし、血尿がでてしまっている場合はどこかに傷がついているためできるだけ早期に病院を受診しましょう。
急性腎盂腎炎
急性腎盂腎炎とは、腎臓の中に感染が起こった状態を言います。年齢が若い場合、急性腎盂腎炎になってしまうことはまれです。
この病気は尿道の短さから男性よりも女性になりやすいのが特徴。症状は40℃を超える発熱、背中から腰の痛み、血尿、頻尿などです。
急性腎盂腎炎を発症すると、他の疾患を合併する可能性もあるため早急に病院へ行きましょう。
腰の痛みと血尿を合併する場合、腎腫瘍(悪性腫瘍)の可能性もあります。腎腫瘍の主な症状は以下の3つです。
・血尿
・側腹部の腫大
・側腹部の痛み・腰の痛み
しかし、初診時に3つの症状が全て見られることは少ないようです。ちなみに最も多く見られるのは血尿。
そのため血尿が出た場合は、腎腫瘍だけでなく上記で解説した急性腎盂腎炎や尿路結石といった可能性を探るべく一度病院を受診しましょう。
腰痛に伴う血尿が起こった際に行くべき病院
腰の痛みに伴う血尿が出た場合には、泌尿器科に行くのが良いでしょう。万が一、腎臓などの病気でない場合は適切な診療科に紹介もしてくれます。
また、それでもどこに行くか迷った際には総合病院に行くのも一つの手です。おなじ病院内で症状に合った診療科を紹介してくれるだけでなく、情報の共有もしやすいでしょう。
腰痛に伴う血尿が起こった際には、なるべく早い段階で病院に行くことをおすすめします。もしかしたら大きな病気になってしまっている可能性もあるからです。
また、病院に行く際には泌尿器科もしくは総合病院に行くのが良いでしょう。適切な診療科を紹介してもらえる可能性が高く、検査もしっかり行われるからです。
本記事をぜひ、参考にしてください。
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