「不正出血と腰痛が同時にある…」
「もしかして病気かな…」
もしも、このような事態になったら不安になりますよね。実際に不正出血と腰痛が同時に起こる場合、重大な病気が隠れていることもあります。
そこでこの記事では考えられる原因について解説していきます。
不正出血とは、月経(生理)でもないのに出血が起こってしまうこと。ストレスや女性特有の病気で起こることが多いと言われています。
一般的に不正出血=病気というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
排卵時のホルモンバランスの影響で発生する「中間出血」と呼ばれる出血はとくに心配のないものとして知られています。急激なホルモンバランスの変化によって、分泌液に少量の血が混じってしまうことがあるようです。
しかし、この中間出血も7日以上続いてしまったり、出血量が生理よりも多いなどの異常が現れた場合には病院での検査が必要になってくるでしょう。
普段からどのようなタイミングで出血が起こりやすいかを把握しておくことが大切です。
腰痛と不正出血が起こる考えられる原因と対策
腰痛と不正出血が同時に起こる可能性がある代表的なものは以下の4つです。
ひとつずつ解説していきます。
先程解説した、中間出血でも腰痛が起こる可能性があります。急激なホルモンバランスの変化によって、臓器に負担がかかり腰痛が起こってしまうことがあるのです。
出血が少量・2〜3日程度の中間出血なら異常ではありませんが、それ以上の出血を伴う場合は念の為病院を受診することをおすすめします。
子宮内膜症
子宮内膜症とは、子宮以外に子宮内膜に似た組織ができてしまう疾患のことを言います。日本人女性の10%程度に見られると言われており、比較的多いものです。
子宮内膜症の症状は強い生理痛やお腹の痛み、腰痛、性交痛、吐き気などが代表的。
これらの症状が起こった際にはすぐに病院へ行きましょう。
子宮筋腫は、子宮にできる良性腫瘍の一つ。大きくなければ、手術もせず経過観察することもも多いです。
もしも、腫瘍が大きくなってしまうと周りの臓器を圧迫してしまうため腰痛がでてしまうことがあります。
また、腰痛以外にも頻尿や排尿痛、不妊の原因になってしまうこともあるようです。
子宮頸がん・子宮体がん(悪性腫瘍)
子宮頸がんと子宮体がんは女性特有の悪性腫瘍として有名です。
子宮頸がんは、子宮の入り口のできるがんであり、ヒトパピローマウイルスの感染が主な原因。これは性交渉によるものが大きいとされています。
子宮体がんは、子宮内膜にできる癌であり50代以上に女性に多いと言われています。癌発生の初期から不正出血が見られるのが特徴。
また、おりものが茶色に変化することもあるため、これらの症状が起こったら病院を受診することをおすすめします。
子宮頸がん、子宮体がんいずれも早期発見すれば治る可能性が高いものです。定期的に婦人科検査を受けることで早期発見につなげることができますよ。
まとめ
腰痛を伴う不正出血が起こり、継続してしまうようならできるだけ早い段階で病院を受診する必要があります。
本記事で解説したように子宮頸がんや子宮体癌の可能性もあるでしょう。
早期発見・早期治療することで重症化することなく食い止めることが出来るでしょう。
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