結論から言ってしまうとウォーキングは腰痛にとって効果的な予防法と言えるという意見が大半を占めています。
そのため、もしも軽い腰痛を抱えている場合は適度なウォーキングをすることによって症状が軽減する可能性があります。
詳しくは後述しますが、手軽にできる良いセルフケアと言えるでしょう。この記事では腰痛対策におけるウォーキングの効果や時間、正しい姿勢などを詳しく解説していきます。
是非ご覧ください。
冒頭でもお伝えしたようにウォーキングをすることによって腰痛が軽減することは十分にあり得ることです。
以前は『腰痛があれば痛みが軽くなるまで安静にした方が良い』という考えが大半でした。
しかし、今では痛みが極端に強くない限りは腰痛があったとしても身体活動を続けていた方が、痛みも軽減しやすく、再発防止にもなることが分かってきました。
日本ではまだまだこの考えは浸透していませんが、欧米などでは腰痛の慢性化を防ぐためできるだけ仕事や家事などを積極的にしようという考えが一般的です。
話を戻すとウォーキングは腰痛を改善するにあたりに適切な運動量であり、できるなら積極的に行った方が良いと言えるでしょう。
どのぐらい歩けば良いの?
慢性腰痛を解消するためには一回20分程度のウォーキングが必要です。そのぐらいの時間歩くと体も温まり、血液循環も良くなり、さらに筋肉の緊張も和らぐため腰痛対策にとってプラスの効果が出始めます。
ま、た慣れてきたら時間を40分程度に伸ばすこともお勧めです。
ある研究では6週間のウォーキングをすると、医療機関で治療した場合と同等の治療効果を得られたという研究があります。体を動かすということはそれだけ固まった筋肉に対し効果があるということですね。
ウォーキングをする際に姿勢も注意しながら行ったほうがより効果が得られます。普段猫背の人がウォーキングをすると、歩いてる最中も猫背のままになってることが多いです。
そのため無理のない範囲で背筋を伸ばし、少し遠くを見る意識を持ちながら歩くと良いでしょう。
あまりにも姿勢を良くしすぎてしまうと腰が痛くなってしまうこともあるため、そこは臨機応変に調整する必要があります。腰痛を解消するのが目的なので姿勢に関しては無理のない範囲で意識をするといったイメージで良いかと思います。
ウォーキングを継続していたら余計に腰が痛くなったという声を時折耳にします。そのような場合には以下の二つが理由として考えられます。
特に多いのが長時間歩きすぎてしまってるケース。腰痛がどの程度ひどいかはその人によって異なるため、どのぐらいあるしまうのかも人によって様々です。
腰痛がひどい場合だと10分歩いただけで痛くなってしまうことはありますし、症状が軽いと1時間歩いても腰が痛くならないといったこともあります。
そのため、痛みが出てしまったらウォーキング時間を短くし、まずは無理のない範囲で行うことをお勧めします。
継続することが重要なので短い時間だとしても諦めずコツコツとウォーキングを続けていきましょう。
腰痛を改善するセルフケアとしてウォーキングは有効な方法と言えます。まずは20分程度の時間から始めてみて、その後腰痛が悪化しなければ少しずつ時間を延ばすことも検討しましょう。
しかし、短い時間であっても痛みが出てしまうもしくは痺れが強くなってしまうという状況なら無理をせず専門家へ受診した方が良いかもしれません。
ウォーキングで腰痛が悪化してしまっては元も子もないので初めのうちは気をつけながらウォーキングする方が良いかもしれませんね。
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