腰や背中の痛みは、年齢を問わず一度は経験がある方が多いのではないだろうか。
ただの筋肉痛から、手術が必要なほど大きい病気の場合もあり、自分ではなかなか判断がつきにいことが多い。
また、痛みが原因で姿勢が悪くなって、内臓系に悪影響を及ぼしたり、体の別な部分に負担がかかって痛めてしまったりと、二次的な健康被害が出ることも多い。
背中や腰が痛いと、仕事や普段の生活にも影響が出ることもあり、できれば原因を知ってしっかり治療したいと思う人も多いだろう。
そこで今回は、腰と背中の痛みの原因や、自宅でできる対処法について解説する。
ぜひ参考にしていただきたい。
腰や背中が痛くなる原因は、大きく分けて4つの原因が考えられる。
1つ目は筋肉の緊張に関わるもの。
肩甲骨から首の間の筋肉が緊張することによる血行不良で、乳酸などの不老物質が筋肉の中に溜まる。
2つ目は神経に関わるもの。
背骨がずれたり縮んたりすることで、背中の神経を圧迫して痛みが生じる。
3つ目はストレスに関わるもの。
一見関係ないように思えるが、ストレスによっての不眠などにより、脳機能に負担がかかり、腰や背中が痛くなることがある。
4つ目は内臓系の病気に由来するもの。
内臓系の病気による腰痛は、病状が進んでいる場合も考えるため、早めの医療機関への受診が必要だ。
腰や背中の痛みは、女性の方が肩周りの筋肉や腰回りを支える筋肉が弱いので、症状が強めにでることがある。
また、加齢による筋骨格系の劣化や、社会的なストレスが多い中高年層にかけて、症状が強くでる傾向にある。
筋肉の凝りや神経の緊張からくる痛みは、自宅でできるセフルケアで少し楽にすることができる。
特に腰・お腹周りの筋肉を伸ばしたり、鍛えたりすることは腰痛軽減、予防につながる。
・臀筋を伸ばすストレッチ
臀筋(でんきん)とは、お尻周りの筋肉のこと。
腰を支える筋肉を伸ばしたり鍛えたりすることで、腰痛を軽減できる。
・臀筋の筋トレ
背筋に力を入れすぎないようにする。
・腹直筋の筋トレ
・腹直筋のストレッチ
・脊柱起立筋のストレッチ
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)とは、頭蓋骨から骨盤まで背骨に沿ってついている長い筋肉だ。
・お風呂でのストレッチ
お風呂で心身共にリラックスし、痛む部分を温めた状態でストレッチをすることにより、より効果的だ。
浮力によって負担も少なくなる。
腰ひねりストレッチ
振り子ストレッチ
一回5秒程度、筋肉をリラックスさせることを意識する
まとめ
筋肉の緊張からくる腰と背中の痛みは、自宅でできるセルフケアで、多少軽減できる可能性がある。
ストレッチをする際に、自分の呼吸だけに意識を向け、ゆっくりと腹式呼吸を行い、しっかりと体をリラックスさせると、より効果的だ。
また、ヨガやプールでのウォーキング、ツボ押しなども腰痛や背中の痛みに効くことががあるので、できる範囲で取り入れていくのがおすすめだ。
普段の生活で姿勢良く歩いたり、長時間座りっぱなしにならないように意識することも大切だ。
腰痛や背中の痛みを改善、予防して、より気持ちよく生活できるようにしていこう。
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