腰痛とは何か?腰痛になったらどこに行けば良いのか説明します

自分の腰に症状がでたとき、痛みがでている箇所がどうなっているのかなかなかわかりませんよね。どこにいって治してもらえばいいのかも悩んでしまう方が多いと思います。

 

この記事を読むことによって腰痛とは体がどうなっている状態なのか?そしてどこに行けば腰痛をうまく対処してもらえるのが明確になります。 腰痛とは何なのか、どこに行けばきちんと対処してもらえるかを詳しく解説していきます。 

腰痛って体がどんな状態になっているの?

腰痛とは「腰に痛みが出ている状態」のことをいいます。体に何かしらの異常があり腰に痛みを抱えてしまっているのです。例えば筋肉が凝ってしまっていても腰痛は出ますし、内臓に異常があったとしても腰痛になることもあります。

 

同じ腰痛だとしても原因はさまざまです。腰には筋肉だけでなく、神経や内臓、骨なども存在しているためです。ここで腰に痛みがでる疾患や状態を一覧で見ていきましょう。

腰痛の種類

  • 筋肉のコリ
  • 筋肉の疲労
  • 腰部椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 梨状筋症候群
  • 腰椎関節症
  • 圧迫骨折
  • 腰椎すべり症
  • 転移性の癌
  • 尿路結石
  • 子宮筋腫で子宮内膜症
  • 十二指腸潰瘍

上記に挙げた疾患や状態は全て腰の痛みを引き起こす原因となりうるものです。 先ほども解説したように腰にはさまざまな組織があるため、原因となる疾患や状態はとても多くなります。

腰痛の原因を見極めるにはどうしたら良いの?

腰痛の原因はほとんどのものが筋肉や骨、神経です。 内臓や感染などの影響で腰痛が起こる割合は全体のおよそ2%ほどだといわれています。 感染性脊椎炎やがんの転移、大動脈瘤、尿路結石などの内臓疾患がまれに起こることがあります。

内臓や感染の影響で起こる腰痛は「じっとしていても痛い」ことが多いです。筋肉や骨、神経が原因で怒っている腰痛はほとんどの場合動いた時に痛みを感じます。具体的には歩いたときや走った時、体を前かがみにしたり、座った状態から立ったりした場合などです。しかし、安静にしていても痛みがつらいという症状が起こった場合には注意が必要です。 

腰痛になったらどこで治してもらえばいいの?

自分の腰痛の原因をはっきりと知りたい場合にはまず病院に行くことをおすすめします。 病院が最も検査の種類が充実しており、必要ならレントゲンや MRI も撮影してくれるからです。

 

しかし、病院を受診する際にも注意する点が一つあります。それは腰痛の85%は原因が特定できないという点です。厚生労働省からの発表でも病院で原因がしっかりと特定できるのは全体の15%ほどしかないというデータがあります。 原因がはっきりとわかる15%の腰痛とは、例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症、圧迫骨折といった症状です。

病院に行っても腰痛のすべてがわかるわけではないということを念頭に置いておきましょう。

病院

腰の痛みで病院を受診する際には整形外科を選びましょう。整形外科は筋肉や骨の病気を専門的に診てくれるところです。例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折といった異常がある場合にはしっかりと診断をしてくれます。

 

しかし筋肉のコリなどは専門的に診てくれないところがほとんどです。 整形外科医は病気の専門的な知識は豊富ですが、 筋肉のこりといった症状を得意としているところは少ないようです。 筋肉のコリと診断をされても痛み止めや湿布が処方されて終わってしまうことが多いです。 

整骨院、整体院、カイロプラクティック

筋肉のコリや体のバランスをみてくれるところが多いです。 病気や感染などは専門的にみてくれるところはほとんどありませんが、その代わり筋肉や関節の知識が豊富で専門的なケアをしてくれます。腰の筋肉が凝っていたり、骨盤の歪みに悩んでいたり、猫背を解消したいといった悩みに答えてくれます。

 

それぞれのお店で得意分野があるのでしっかりと情報を確認してからおこなってみましょう。 同じ整体院でも得意な症状が違うため、腰のトラブルのケアが得意なお店にいくことをおすすめします。

まとめ

腰痛とはさまざまな原因で腰に痛みが発生してしまうことです。ほとんどの腰痛は筋肉や骨、神経が原因となって痛みを引き起こします。

 

しかし全体の15%しかはっきりとした原因がわからないので病院を受診する際には注意が必要です。 原因によって行くべきお店が違ってきますので、しっかりと検討することをおすすめします。