これは肩こり?服が脱げないほど肩が痛いの原因は五十肩の可能性がある!

「肩が痛すぎて服が脱げない・・・」「この痛み・・・もしかして五十肩?」

 

少しずつ肩が痛くなり、ついには服が脱げなくなってしまった。そのような状態になってしまうと、日常生活にも支障が出て「この肩どうしよう・・・」と、不安になってしまいますよね。

 

結論から言うと、服が脱げなくなってしまうほどの痛みは五十肩の可能性が高いです。五十肩は治りづらいことでも有名なため、早めの対策が重要です。

 

本記事では服が脱げなくなるほどの痛みの原因や対策について解説していきます。

服が脱げないほどの痛みの原因は?疑われる3つの疾患を紹介

服が脱げなくなってしまうほどの痛みは主に3つの原因が考えられます。以下の3つです。

 

・五十肩、四十肩(肩関節周囲炎)

・ 腱板損傷

・石灰沈着性腱板炎

 

ひとつずつ解説していきます。

五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)

五十肩、四十肩とは実は同じ病態のことを言います。正式名称は肩関節周囲炎と言い、中年以降に発生しやすい原因不明の肩の炎症のこと。

 

徐々に痛みが出現し、最終的には肩が動かせないほどの痛みになることが多いです。五十肩は以下のような経過をたどることはが多いと言われています。

 

初期

徐々に痛みが増し、肩が動かしづらくなる

中期

痛みがひどく、肩が動かせない。睡眠中も痛みが出るケースが多い。

後期

少しずつ痛みが治まり、肩が動かせるようになる。

 

五十肩は治癒するまでに非常に長い時間がかかります。治癒するまでにかかる期間は一般的に、半年~1年程度。長い場合、1年半程度かかる方もいます。

 

服が脱げなくなってしまう程の肩の痛みが出現したらまずは五十肩を疑ってみましょう。

腱板損傷

腱板損傷とは、肩のインナーマッスルを怪我してしまうことを言います。基本的には、転倒したり、肩を強くぶつけてしまったあとに発生することが多いようです。

 

肩のインナーマッスルが損傷しているため、肩をうまく動かすことができず、洋服を脱ぐことも困難になってしまいます。

 

転倒したり、肩をぶつけた後に痛みが出るようなら腱板損傷を疑いましょう。

石灰沈着性腱板炎

石灰沈着性腱板炎とは、肩の深部にカルシウムが沈着してしまい、痛み・動かしづらさが出現してしまう肩の炎症です。症状が五十肩と非常に似ており、場合によっては間違えられることも。

 

しかし、五十肩よりは発生する可能性が低いと言われています。

服が脱げなくないほどの痛みはどうすれば良い?早めの病院受診がおすすめ

服が脱げなくなってしまう程の痛みが起こった場合、これまで紹介した3つの疾患の可能性が高いです。しかし、症状が似ていることから自分で判断することが非常に難しいのも特徴。

 

そのためまずは病院に行き、どのような原因で強い痛みが生じているかを確認することが大切です。

 

五十肩や石灰沈着性腱板炎、腱板損傷は放置しておくと、将来的に肩の動きが制限されてしまうこともあります。

 

仕事や家事で忙しい方も多いかと思いますが、できるだけ早期に病院を受診しましょう。

服が脱げないほどの痛みについてまとめ

服が脱げなくなってしまう程の痛みは以下の3つの疾患の可能性があります。

 

・五十肩、四十肩(肩関節周囲炎)

・腱板損傷

・石灰沈着性腱板炎

 

このうち最も可能性が高いものは五十肩です。しかし、可能性が高いといっても、自己判断せずに病院を受診し、正しい診断を受けることが大切です。

 

それぞれ対処の方法が異なるため、万が一間違ったケアをすると症状が悪化することもあるでしょう。

 

ちなみに五十肩の治療は整体院もおすすめです。病院とは異なり、一人ひとりに対ししっかり時間をかけ、肩のリハビリを実施していきます。

 

早期の回復を目指し、正しい対処を行いましょう。