この肩こりはもしかして40肩？肩こりと40肩の違いを解説します

「最近肩がこっているけど、もしかして40肩かな？」

40代になり肩がこっていたり、痛みを感じたりすると40肩ではないのかと心配になりますよね。

実際に整体院に相談に来る方も多くいらっしゃいます。

結論から言うと、肩こりと40肩の症状は大きく異なるため、見分けは付きやすいです。本記事では、肩こりと40肩の見分け方のついて解説していきます。

肩こりと40肩の違いは以下の2つです。

・痛み

・肩の関節の動き

ひとつずつ解説していきましょう。

肩こりと40肩の1つ目の違いは痛みです。それぞれの痛みを比較してみましょう。

このように肩こりと40肩の痛みは大きく異なります、一般的に40肩になってしまうと、肩こりよりも痛みが激しくなってしまい、睡眠にも影響を与えることが多いです。

寝返りをうったときや頭よりも上のものを取ろうとしたときなど、強い痛みを感じてしまうのが特徴。

明らかに痛みが違うので「これは肩こりではないだろう・・・」と思うでしょう。

痛み以外に異なる点は肩の関節の動きです。40肩になってしまと、肩の動きが強く制限されてしまい、日常生活に支障をきたすことが多いです。

また、肩を動かそうとすると痛みを感じてしまい、「洋服が全くきれない・・・」といった、普段なら全く問題ない動きにも影響を与えてしまいます。

一方、肩こりの場合、そのような動かしづらさを感じてしまうことはありません。筋肉の緊張に伴って肩の動きに制限はでるものの、日常生活に支障をきたしてしまうほどは起こらないのが一般的。

そのため、「痛みも強いし、肩も動かしづらい」と感じたら40肩である可能性が高いと言えます。

40肩になった場合は、できるだけ早く治療を行ったほうが良いです。なぜなら、40肩は治りが非常に遅く、大抵の場合、半年〜1年半程度かかってしまうからです。

そのため、できるだけ早く治療をおこなうことで回復を早める必要があります。なお、治療は病院や整体院で行うことができます。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

レントゲンを撮影したり、薬を使用して治療を行うことができます。痛み止めを処方してくれるので、激しい痛みを感じている場合は、重宝するでしょう。

リハビリをおこなっている病院を受診すれば、より効果的な処置を受けることも可能です。しかし、病院で行われるリハビリが時間が短い場合も多く、「これで治るのかな・・・」と不安になる方も多いと聞きます。

その病院がどのようなリハビリを行っているかを確認すると良いでしょう。

整体院でも40肩の治療を受けることが可能です。病院と比較してしっかりと時間を取って対応してくれる店舗も多いようです。

じっくり40肩のリハビリをしたいと希望する場合は、整体院を選んでも良いかもしれません。実際に40肩で整体院を利用している方は多くいらっしゃいます。

しかし、整体院は病院とは異なり、全て自費での診療。そのため、整体院にかかりたい場合は、事前に料金を調べておきましょう。大抵の場合は整体院の公式サイトに記載があるため、チェックすることをおすすめします。

肩こりと40肩は痛みや肩の関節の動きが大きく異なります。肩こりを感じる程度なら40肩になっている可能性は非常に低いので安心しましょう。

しかし、痛みも強くあり、肩の関節も動かしづらいようなら40肩を疑ってみても良いかもしれません。

40肩になった場合は早期のケアが必要です。症状をほっておかず治療に専念しましょう。