マラソンやランニング中に起こる腰痛に苦しむ方は多く、ランナーにとって悩みのタネになっています。
しかし、レントゲンをとってもほとんどの腰痛が原因不明と診断されてしまい腰痛を抱えながら走っているという方も。
そこで本記事では、
マラソン中における腰痛の原因と対策について詳しく解説していきます。
マラソン・ランニング中に腰痛で悩んでいる方はぜひご覧ください。
マラソン中に起こる腰痛の原因は様々です。その中でも可能性が高いものは以下の通り。
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰の筋肉がもともと緊張している
・靴が合っていない
ひとつずつ解説していきます。
マラソン中の腰痛に悩む方の中には、走ることによって整形外科的な疾患が見つかるケースもあります。特に多いのは腰椎椎間板ヘルニア。
実は腰椎椎間板ヘルニアは、普段の生活で全く症状がなくても発症しているケースがあることがわかっています。そのため、マラソン・ランニングで行なうことで初めて発見にいたることもあるでしょう。
走っている最中に強い痛みを感じたり、お尻や下半身への痺れがでた場合は要注意です。
腰の筋肉がもともと緊張していると、マラソン中の腰痛が出やすくなります。なぜなら、腰の筋肉が緊張しているとマラソン中にかかる腰への負担をうまく分散させることでできないからです。
その結果、走る距離が伸びていくほど腰へのダメージが蓄積し痛みが出現する可能性があります。日常生活から腰痛を感じる方は特に気をつけましょう。
靴が合っていない場合も、走っている最中に腰痛が起こる可能性があります。靴による影響で腰痛が起きているかどうかを確認するには以下の点をチェックしてみましょう。
・すり減っている靴を長期間使用している
・靴がきつい
・靴がゆるい
・マラソン用の靴ではない
これらのポイントで特に多いのが、靴のすり減りです。長期間マラソン用の靴を変えていない場合は要注意。
すり減った靴を長期間を変えずにランニングを続けてしまうと、正しいフォームを保つことができず腰に負担がかかってしまうこともあるでしょう。
腰痛が出た場合、ランニングフォームを変えることに目が行きがちですが、靴のバランスが悪いとそもそも正しいフォームを作ることはできません。
今一度、靴のすり減りをチェックしてみましょう。
ここからはマラソン中に起こる腰痛への対処法を解説していきます。具体的な対処法は、
・痛みが強ければ病院でレントゲン撮影
・腰回りだけでなく、ふとももやふくらはぎのストレッチは重要
・オーダーメイドの靴を作成するのも有効です。
ひとつずつ解説していきます。
マラソン中に起こる腰痛がひどい場合、一度病院を受診してみましょう。もしも、腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が見つかれば治療に専念する必要があります。
ちなみにマラソンに伴う腰痛で病院を受診する場合、行くべき診療科は整形外科です。もしもスポーツに特化した整形外科があればそちらを受診しましょう。
普段から腰痛がある方は、継続的なケアが必要です。自宅でできる対策はストレッチがおすすめ。
お風呂上がりなどに腰回りを重点的にストレッチすることで腰痛の改善が見られるかもしれません。
また、腰の硬さはふとももやふくらはぎにも影響されています。そのため、腰だけでなくふとももやふくらはぎも一緒にストレッチを行なうと良いでしょう。
ストレッチは一日では効果はでないため、継続的に行なうことが大切です。
新しい靴を購入する場合、オーダーメイドで靴を作成するのも有効な手段です。販売されている靴は多くの方の足に合うように作らていますが、100%ピッタリ合うものはありません。
一人ひとり足の形にクセがあるため、オーダーメイドで靴を作成することはランニングフォームを正しくするサポートをしてくれるでしょう。
現在では、様々な施設でオーダーメイドの靴を作成しているので一度探してみてはいかがでしょうか。
マラソン中に起こる腰痛には様々な原因があります。本記事に書いてある内容を参考にし、原因を探ってみましょう。
また、ここでは触れませんでしたが整体やマッサージによるケアも大変有効です。腰の疲労を抜くことによって、ランニング中の腰痛が改善される方もいます。
ストレッチはなかなか継続できない方は一度検討してみるのも良いでしょう。
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