腎臓に結石ができた際の腰痛の特徴は?腎臓の異変を見逃さないためのチェック方法

「普段より腰が痛いけどもしかして腎臓に石ができた?」

 

「腎臓結石ってどんな症状なの?」

 

腎臓の病気の代名詞とも言える、腎臓結石。結論から言ってしまうと「腰がいつもより痛いな」と感じている程度なら腎臓結石である可能性は非常に低いです。

 

なぜなら、結石によって発生する痛みは想像を絶するほど痛いと言われており、実際に体験した方の話を聞くと「二度と味わいたくない程の激痛」と口にする方がほとんどです。

 

では、そのような激痛が起こる前に腎臓結石を見分けるポイントはあるのでしょうか?

 

この記事では、腎臓結石について詳しく解説していきます。

腎臓結石って具体的などんな病気?

腎臓結石とは別名「尿路結石」と呼び、後者の方が一般的な名称。腎臓などでカルシウムを主成分とする石が発生してしまう病気です。

 

尿路結石の60%程度が原因不明と言われていますが、その多くが食生活との関連があるのではないかと予想されています。

 

実は尿路結石ができただけでは症状が出現しません。石が体外に出ようとして、移動する過程で症状が発生するのが特徴です。

 

では、尿路結石の症状にはどのようなものがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

腎臓結石になった際の症状

尿路結石になった際の代表的な症状は疝痛発作と呼ばれる極めて激しい腰痛です。石の大きさがある程度大きいと、体外に排出される際に激しい腰痛もしくは背中の痛みを感じます。

 

また、血尿が伴うことも多いです。そのため、強い腰痛もしくは背中の痛みとともに血尿がでた場合、尿路結石を疑いましょう。

 

ちなみに石が小さいと症状を感じないまま、体外に排出されることもあります。また、繰り返しになりますが気が付かないまま体内に石が形成されてしまうことも多いです。

 

そのため、定期的に検診を受け腎臓に異常がないかをチェックすることが大切です。

腎臓結石になった際の対処法

尿路結石になった際は、痛みの程度によって病院へ受診できるかどうかを決めることをおすすめします。

 

痛みが徐々に治まるようであれば自分で病院へ行くことも可能ですが、体を動かせないようであれば救急車を呼ぶことも検討しましょう。

 

絶対にやってはいけないのは痛みが出たにも関わらず病院を受診しないこと。なぜなら、痛みが治まったからといって全ての石が体外に排出されたとは限らないからです。

 

結石が10mmを超えるような石、あるいは10mmを超えなくても1ヶ月以上体外に排泄されない場合、腎機能障害や尿路感染になってしまう可能性もあります。

 

また、尿路結石に一度なってしまうと5年鋳兄の再発率は約45%というデータも。このデータから再発率が極めて高いことがわかります。

 

尿路結石になった方は普段の食生活や運動、睡眠習慣を気をつけ再発に十分に注意する必要がありますね。

まとめ

腎臓結石の代表的な症状は瀬痛発作。石が体外に排出される際、腰や背中にきわめて激しい痛みが起こるのが特徴です。

 

また、痛みとともに血尿が出ることも多いためこれらの症状がでたら病院を受診することをおすすめします。

 

しかし、痛みが激しく自分で病院を受診できないこともあるでしょう。その場合、救急書を呼ぶことも検討しましょう。

 

腎臓結石を放置しておくと、腎機能障害や感染症の疑いをあるため早急な治療が必要。また、病院を受診する際は泌尿器がおすすめ。

 

「放置してもなんとかなるだろう」と思わず、しっかりした対応が必要です。