頭痛の原因はなに?代表的な5つの原因を詳しく解説します

頭痛には大きく分けて5つの原因があります。頭痛に悩んでいる方は、まず本記事で紹介する原因に当てはまるかどうかを考えることが大切です。

 

「頭痛を治す方法はないかな…」と悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

頭痛の代表的な5つの原因

頭痛の代表的な原因は以下の通りです。

 

・糖質の食べすぎ

・肩や首のコリ

・ストレス

・睡眠不足

・カフェインの取りすぎ

 

ひとつずつ解説していきます。

糖質の食べすぎ

糖質の食べ過ぎで頭痛が起こってしまうことがあります。なぜなら、糖質を食べることで血糖値が急上昇・急下降を起こしてしまい、血管や神経に大きな負担を与えてしまうからです。

 

糖質=ブドウ糖は血中で一定に保つ必要がある大切な栄養素。しかし、糖質を食べすぎる生活を継続してしまうと血糖値をコントロールするすい臓が弱ってしまいます。

 

そうなるとインスリンが正常に分泌されなくなり、健康な方でも血糖値のコントロールできなくなってしまうのです。糖質の食べ過ぎで頭痛が起こっている方は意外と多く、注意が必要です。

肩や首のコリ

首や肩のコリが要因で頭痛が起きることを「緊張型頭痛」と言います。緊張型頭痛は頭から首・肩・背中にかけての筋肉が緊張した状態でいると発症する可能性があります。

 

コリや張りによって頭が引っ張られ痛みを起こすと言われており、その原因の多くは生活習慣が関係しています。デスクワークなどのうつむいた姿勢でいることが長時間続くと筋肉が緊張し、結果として頭痛が起こりやすくなるのです。

 

緊張型頭痛が一度発生すると30分で治まることもあれば、1週間以上続いてしまうこともあります。あまりにも頻回に起こるようになると、心身に与えるストレスが大きくなり生活の質を損なうことに。肩や首のコリがある方は緊張性頭痛を疑ってみましょう。

ストレス

ストレスによって頭痛が起こることもあります。ストレスを受けることによって、自律神経が乱れてしまい筋肉の緊張へと繋がってしまうからです。

 

ストレスを受けることで起こってしまう頭痛は先述した「緊張性頭痛」の他に「偏頭痛」もあります。

 

片頭痛は20~40代の女性に多く、ズキズキと痛みが特徴です。大きなストレスから解放された時や寝すぎ、寝不足、気圧の変化などで発症する可能性があります。

 

一旦痛みが起こってしまうと鎮痛薬でも治まらないこともあり、生活に支障をきたしやすい頭痛です。

睡眠不足

睡眠不足が続くと血行不良と自律神経の乱れが発生します。睡眠が不足すると十分な休息が取れず体も心も休まらないからです。

 

良質な睡眠が取れない・睡眠時間が短い方は体も心も緊張しやすく、頭痛になりやすいと言われています。

カフェインの取りすぎ

カフェインには血管収縮作用があります。そのため、カフェインを摂取し過ぎると脳内の血管にダメージを与えてしまい頭痛が発生することも懸念されます。

 

またカフェインは交感神経を刺激するので睡眠の質が悪くなり、先述したように睡眠不足による頭痛も発生する悪循環に陥りやすくなることもあるでしょう。

頭痛を和らげるおすすめのツボ

ツボを刺激することによって症状を和らげる効果が期待できます。ツボを押してマッサージする他、ツボの位置を温めるのも効果的です。

百会

両耳と鼻の延長線上を結んだ頭のてっぺんにあります。体の中心に向かって垂直に押しましょう。

合谷

手にあるツボです。親指と人差し指の間にある水かき部分にあります。骨が結合している部分より2~3㎝指寄りにずらした所の人差し指側面。

頷厭(がんえん)

こめかみにあるツボです。こめかみを触りながら、口を開けしめすると動くところです。

まとめ

頭痛の原因は食生活や睡眠などの生活習慣の中に隠れているときが多くあります。思い当たることがある場合は改善を試みることが大切です。痛みが出現した場合は早急に手を打ち悪化しないように気を付けましょう。