正座は大丈夫?座り方で変わる腰への負担|腰痛に悪い座り方3選

正座は腰に良いということを聞いたことがあるでしょうか?

 

腰痛持ちの方は感覚的に「正座すると腰が楽」とわかっていますよね。実際に正座は腰への負担が少ない座り方として知られています。

 

この記事では腰痛の方がどのように座れば腰への負担が少なくなるのかを解説していきます。

 

ご覧んください。

腰にはあぐらよりも正座が良いの?

腰痛を持っている方は座っている最中でもできるだけ腰への負担を避けたいものです。床に座るときはあぐらと正座だけどちらが負担が少なくなるのでしょうか?

 

冒頭でもお伝えしたように正座は負担の少ない座り方として知られており、あぐらよりも腰痛を悪化させる危険性が少ないです。

 

なぜなら正座は骨盤が真っ直ぐになりやすく、姿勢が崩れにくいからです。猫背や骨盤の後傾が腰に悪いと言われていますが、正座をするとそのリスクが少なくなります。

 

一方あぐらは骨盤が後傾しやすく、猫背になりがちです。足を前で組んでいるのでバランスを取ろうとして自然に悪い姿勢になってしまうのですね。

 

そのため、腰痛持ちの方はできるだけあぐらではなく正座にした方が症状が悪化しにくいと言えるでしょう。

腰に悪い座り方

ここからは腰に悪い座り方を3つ紹介します。

  • 猫背
  • 仙骨座り
  • 足を組む

ひとつずつ解説していきます。

猫背

猫背は腰痛を悪化させる代表的な座り方です。デスクワークの方に非常に多く、自分で猫背になってると気がついていない方もたくさんいます。

 

猫背になると骨盤は後傾し、腰の筋肉は常に緊張を強いられます。呼吸は浅くなり、背骨全体の柔軟性も低下してしまうためデメリットが非常に多いのです。

 

猫背になっている場合、1日5分からでも良いので姿勢を意識する時間を設けると良いですよ。

 

また、背骨が硬くなるのでストレッチも継続しておこなうことをおすすめします。

仙骨座り

仙骨座りとは若者がよく行う座り方で、姿勢を極端に悪くして尾骨付近で座ってしまう座り方のこと。電車などでこの座り方をしている男性をよく見ますね。

 

仙骨座りは力を入れないで座れるため、非常に楽ですが腰への負担は多いことが知られています。

 

この姿勢を続けていると腰の筋肉が緊張してしまい、痛みがなかなか取れなくなってしまいます。

足を組む

足を組むこともあまり推奨できません。骨盤の歪みを助長してしまうため、腰へ悪影響が心配です。

 

実際に足をよく組む方の骨盤を計測すると、上にしている足側の骨盤が前にでています。知らず知らずのうちに骨盤が歪み、体全体へ影響を与えているのですね。

 

足を組む癖のある方は注意しましょう。

椅子で正しい座り方をするにはどうすればいいの?

椅子で正しい座り方をするには多少の努力がいります。姿勢が悪くならないように意識しなければいけませんし、姿勢を良くすることに慣れていないと疲れてしまうかもしれません。

 

そのため、骨盤を正しい位置にしてくれる健康グッズをうまく活用すると良いかもしれません。

 

このような健康グッズは今では多数販売しているので、探してみると良いですよ。

まとめ

正座は腰痛にとって悪影響が少ない座り方です。できるだけ姿勢をまっすぐにして座ると腰も痛くなりづらいですよ。

 

足のしびれが辛いという方も多いですが、慣れてくるとしびれも軽減していきます、ぜひ、やってみてください。