最近では、中学生や高校生の腰痛も当たり前になってきました。
以前は腰痛といえば大人の疾患だったのですが、時代とともに変化してきましたね。
この記事では中学生・高校生が起こる腰痛の中でも代表的な原因を記載しました。
腰痛に悩んでいる学生はぜひご覧ください。
中学生・高校生の腰痛の主な原因
中学生や高校生で起こる腰痛の主な原因は以下の4つです。
ひとつずつ解説していきます。
椎間板ヘルニアとは、腰の骨の間にあるクッション(椎間板)が破れてしまい神経を圧迫する疾患です。
中高年に多い疾患ですが、最近ではスポーツをしている学生にもよく起こるようになってきました。
腰痛や足の痺れが代表的な症状であり、ひどい場合には日常生活に支障がでてしまうほど強い症状がでてしまいます。
発見したらできるだけ早期に治療が必要な疾患の一つです。
腰椎分離症は学生に比較的多い疾患で、腰の骨にヒビが入ってしまい、痛みを感じるものです。
運動量が多い学生に起こりやすく、主な症状は腰痛。
腰の骨にヒビが入ったからといって、手術が必要になるわけではありません。基本的にはコルセットをして、一定期間安静にしていれば治ります。
筋筋膜性腰痛症
筋筋膜性腰痛症はスポーツ活動によって起こる、筋肉や筋肉の微小な損傷のこと。
つまり、筋肉やそれを覆う筋膜に傷がついてしまい痛みが発生するものです。ぎっくり腰もこの筋筋膜性腰痛症の一部だと言われています。
症状は主に腰痛であり、軽い痛みからぎっくり腰のように急激で激しい痛みを伴うこともあります。
椎間板や骨に異常がないとはいえ、症状が出ている以上はしっかりとしたケアが必要です。
腰椎椎間板症とは、椎間板の変性によって起こる疾患です。
椎間板ヘルニアのように破れて、中の組織が飛び出すことはありません。
しかし、クッションの役割をしている椎間板が変性してしまうことで腰への負担が大きくなってしまい痛みへと発展しやすくなります。
基本的には加齢に伴って起こると言われていますが、スポーツをしている学生が起こることもあります。
中高生が腰痛になったらまずは原因をつきとめるために検査を行う必要があります。整形外科ならレントゲンやMRIがありますので、詳細な検査をおこなってもらえるでしょう。
しかし、学生に起こる腰痛の場合、画像診断と症状が一致しないことも多いです。
例えば、腰痛の症状がない学生のMRIを撮影しても椎間板ヘルニアが発見されることがあったり、椎間板ヘルニアの所見があっても腰痛とは関係ないこともあります。
そのため画像検査だけが全てではないということを理解しなければいけません。
中高生が起こる腰痛の主な原因は4つです。この記事で紹介した症状を参考にしながら、ぜひ検査を受けてみて下さい。
また、当院では中高生の腰痛に対しても力を入れて施術しています。
整形外科や他の整骨院、整体院で治らないような方でもぜひご相談ください。
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