最近になり、認知行動療法という治療法が注目を集めています。もともとは精神疾患の治療法でしたが、他の疾患にも応用され始めているのです。
そこで本記事では腰痛に対する認知行動療法について解説していきます。
ぜひ、ご覧ください。
認知行動療法とは、心理療法のひとつであり、思考・行動・感情がお互いに影響しあっていることを考慮しながら行なっていくものです。
もともとはうつ病やパニック障害など精神的な疾患に用いられてきました。実際にその効果はある程度認められており、病院で認知行動療法取り入れているところも多いです。
認知行動療法の研究が進む中で、『慢性的な痛みにも効果があるのではないか?』という議論が起こりました。
腰痛などの慢性痛は精神的ストレスに深く関係するという仮説もあり、効果が期待されています。
慢性腰痛を抱えている方は『この動作をすると痛いはず』『こうすると症状が悪化する』と、いつの間にか動作と症状をイコールにしてしまっていることがあります。
しかし、実際に細かく検査をしてみると『痛みがでるはずの動作で、腰痛が起こらないこともある』ということが多いのです。
必ず痛みがでると認識している状態と痛みがでないこともあると認識している状態には大きな隔たりがあるため、実際の現実と思考のバランスを取っていきます。
これによって自分の抱えている慢性的な痛みを正しく評価できるようになり、徐々に痛みが消えていくのが認知行動療法です。
先述したように認知行動療法は精神疾患の分野において、ある一定の効果が認められています。
しかし、慢性痛に関してはまだまだ研究段階にあり、今の時点では効果があるとは言い切れない状態です。
病院やクリニックによっては慢性腰痛に認知行動療法を行なっているところもありますが、まだまだ発展途上であることを知っておきましょう。
では、ここで腰痛に対してのおすすめの対策を紹介します。
ここで紹介するのは
です。ひとつずつ解説していきます。
ストレッチは腰痛に効果的と言われています。
筋肉の緊張を和らげ、関節の動きを良くするため毎日の生活の中に取り入れると良いですね。
時折、反動をつけてストレッチを行う方がいますが、筋肉の緊張を和らげる目的であれば効果が薄まってしまいます。
筋肉の緊張を和らげたい場合、ゆっくりストレッチを行うと効果的です。時間にすると15〜30秒ぐらいじっくり時間をかけて、痛みがでないようにストレッチをしていきます。
そうようにストレッチを行うと、筋肉の緊張がとけていきますよ。
食生活も腰痛に関係します。毎日食べる食事が今までの自分の体を作っているため、しっかりと栄養を取ることが必要です。
筋肉の柔らかさも食事と関係があるのではないかと言われ始めています。例えば、タンパク質を摂取する量が少ないと筋肉は硬くなる傾向にあるそうです。
筋肉はタンパク質をもとに作られているため、タンパク質の量が少ないと健康的な筋肉を作れないためです。
外食が多かったり、お菓子やジュースばかり食べていると腰痛になりやすいので注意しましょう。
睡眠時間が短いと体の回復が遅くなり、腰痛が発生しやすくなり。睡眠は私達が思っている以上に体の機能を回復させるため、十分に時間をとることが大切です。
しかし、寝たら余計に痛いという方も多いかと思います。
そのような場合は抱き枕を使ったり、クッションを膝の下に入れたりして対処するのがおすすめです。
認知行動療法は腰痛への効果が期待されていますがまだ研究段階です。確実な効果を得ることは現段階では難しいでしょう。
他の対策を継続し、少しでも悪化しないよう心がけることが必要です。
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