「冬になると腰痛がひどくなる」という人もいるのではないでしょうか。
腰痛に悩まされている人なら、「体が冷えると、腰に良くない」というのは何となく感じていると思います。
しかし冷えが腰痛につながる具体的な仕組みまではわからないという人も多いのでは?
そこで今回は「冷えが腰に良くない理由」と、冷えによる腰痛への対処法についてお伝えします。
服装、食べ物などさまざまな対処法を紹介しますので、実践できるものがあるはずですよ。
まず冷えが腰痛を引き起こし、悪化させる仕組みについて解説します。
寒いとき、私たちの身体は無意識に筋肉を収縮させてしまいます。暖かい室内から外に出て「うわー、寒い!」と思うと同時に、身体を硬くなりますよね。
筋肉を縮めることで、身体の熱が逃げないようにしているんです。つまりこれは人間の身体にもともと備わっている寒さへの対処法。
しかし筋肉が収縮するころで、筋肉と筋肉の間にある神経が圧迫されたり、血流が低下したりして痛みにつながります。寒さによる腰痛は、こうやって起こっています。
また寒いときには「外に出たくない」「動きたくない」と運動不足になりがち。座っている姿勢は腰への負担が大きいため、腰痛につながりやすいです。
寒い季節に腰を冷やさないためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。「腰痛を防ぐための冷え対策」をいくつか紹介します。
できるだけ腰や脚などの下半身を冷やさないのがポイント。
パンツスタイル、ブーツ、靴下などで防寒しましょう。
外には見えませんが、腹巻きもおすすめ。カイロを入れるポケットがついている腹巻きなどもあります。
冬が旬の野菜は身体をあたためる効果が高いので、積極的にとりましょう。代表的なものはレンコン、ニンジン、サトイモ、サツマイモなどです。
ダイコンは身体を冷やすとされていますが、おでんに入れたりして煮込んで食べれば、身体を冷やす効果は低下します。
鶏肉、イワシ、エビ、カツオなども身体を温める効果があるとされています。
糖分の多い飲み物は身体を冷やしてしまうので、できるだけ避けましょう。
「座りっぱなしで業務」「立ち仕事」など、仕事中に同じ姿勢が続く場合には、体の筋肉が緊張して血行も悪くなりがちです。
定期的にストレッチするなどして、体を動かしましょう。1時間に1回は休憩をいれるのがおすすめです。
また「USBに接続してあたたくなるブランケット」など、パソコン周りで使えるあったかグッズも売っていますので、試してみるのもいいかもしれません。
入浴には血行を促進して身体をあたためる効果があり、腰痛緩和や予防にもおすすめ。
「熱いお風呂に短時間」よりも「ぬるめのお湯にじっくり」のほうが身体をあたためる効果は高いとされています。
シャワーで済ませることが多い人も、湯船に入る回数を増やしてみましょう。
「湯船がない・どうしても使えない」という人は、大きめの洗面器にお湯をため、足湯にする工夫を。
寒いと筋肉が収縮し、神経の圧迫や血流の低下によって腰痛につながります。そのため、身体の冷えは腰痛の大敵。
冷えを防ぐには「防寒効果が高い服装」「身体をあたためる食べ物を積極的にとる」「仕事の合間にストレッチをする」「湯船につかる」といった方法がおすすめ。
また「糖分がたっぷりはいったジュースは避ける」などの予防策もとれますよ。
できることからはじめて、寒い季節のツライ腰痛を予防・改善しましょう。
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