『腰痛でデスクワークがとてもきつい』
『オフィスチェアを変えた方がいいと聞くけど、なにを基準に選んだらいい?』
『腰痛をサポートしてくれるオフィスチェアはないか?』
日本は世界的にみても、座って作業する時間が長いとされており、他の国と比べ腰痛で悩んでいる方も多いのではないかと思います。
長時間のデスクワークは、腰への負担も大きく、既に腰痛持ちである人には、とても苦痛です。
現在のオフィスチェアは腰の負担を軽減させる設計をしているものが多く、オフィスチェアを自身に合ったものに変えることは、とても有効です。
今回は腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時のポイントを、ご紹介していきたいと思います。
今のオフィスチェアは、身体の負担を減らすために様々な機能や素材を使っているものが多く、とても優秀です。
ただ種類が多いため、初めて買う人は、何を基準に買ったらいいのか分かりません。
ここでは腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時に注意したいポイントを紹介したいと思います。
①背もたれ部分がS字カーブであること
人間は立っている時、横から見ると背骨の形がS字カーブを描いており、この姿勢が一番負担が少ない姿勢です。
オフィスチェアの背もたれがS字カーブになっていることで、深く腰掛け、背を伸ばした際、自然に背骨の位置を負担の少ない形に誘導してくれます。
注意点としては、S字カーブの腰部分がせり出し過ぎていると、腰椎を圧迫し血流が悪くなる可能性があります。
可能であれば、お店で現物を確認し実際に座ってみて購入しましょう。
また腰のせり出し部分(ランバーサポート)を後付けで調整できるオフィスチェアもあります。
後付けの良いところは、せり出し具合を調節出来たり、素材も選ぶ事ができますので、腰痛持ちの方は安心して購入する事ができます。
②背もたれの素材にメッシュ素材を使用している
オフィスチェアの背もたれの素材は大きく分けて、メッシュ素材と、ウレタン素材や布素材がありますが、メッシュ素材を選びましょう。
メッシュ素材はウレタン素材よりも、身体に偏った圧力がかからないよう、圧力を分散してくれる性能が優れています。
しなやかで伸びがあり、人の動きによってフィットするため、腰にも優しい素材です。
また通気性にも優れており、蒸れることもないため、快適に過ごすことができます。
③座部の素材にウレタンクッションを使用している
座部の素材も大きく分け2種類あり、ウレタンクッションとメッシュ素材がありますが、ウレタンクッションの方を選ぶようにしましょう。
全面メッシュ素材のオフィスチェアは通気性もあり、見た目もおしゃれですが、座部で使用すると、沈みこみすぎて正しい姿勢を保つことが難しくなります。
ウレタンクッションは適度に硬さもあり、体重による圧力が分散するので、姿勢が安定するようになり、腰への負担も減らす事ができます。
姿勢が安定することにより長時間のデスクワークでも疲れにくくなるため、腰痛持ちの方は座部の素材がウレタンクッションの製品を選ぶようにしましょう。
長時間のデスクワークで身体が疲れると、猫背や、肘をつく、前かがみの姿勢をとるなど姿勢がだんだんと崩れてきます。
また足を組んだり、背もたれに大きくもたれる姿勢も、腰や首まわりにも負担がかかります。
そのため、腰への負担をなくすためには『正しい座り方・姿勢をキープすること』が重要になってきます。
オフィスチェアを選ぶ際には、この正しい座り方を把握しておきましょう。
正しい座り方とは
・あごを引いて、深く座る
・机と身体はコブシ1つ分空ける
・足の裏がきちんと床に設置する
この3つが出来ていると自然と骨盤が立ち、立っている姿勢と同じような背骨の位置をキープ出来ます。
自分の身体にあったオフィスチェアを使用し、正しい座り方を意識することで、腰への負担を大幅に軽減することができます。
是非、意識してみてください。
今回は腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時のポイントを紹介していきました。
オフィスチェアを選ぶ時のポイントは
①背もたれ部分がS字カーブになっている
②背もたれ部分がメッシュ生地になっている
③座部はウレタンクッション素材になっている
腰痛持ちの方はこの3つのポイントをおさえつつ、オフィスチェアを選ぶと良いでしょう。
最近はネットで製品を買う事ができますが、購入して自身の身体に合わないこともあるので、できるだけ店頭で試してから買うことをお勧めします。
重要なことは正しい座り方・姿勢をキープすることです。
適切なオフィスチェアを選び、正しい姿勢を意識することで、腰への負担を大幅に軽減できますので、是非参考にしてみてください。
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