【妊娠後期の腰痛】前駆陣痛と慢性的な腰痛の違い

前駆陣痛とは、出産前の練習として起こる、不規則な子宮の収縮による痛みのことです。

 

臨月に入ってくると『腰痛』や『生理痛のような痛み』などの症状を感じるようになります。

 

初めての妊婦さんのなかには「普通の腰痛なのか、前駆陣痛が始まったのか分からない」という方もいます。

 

 

今回は前駆陣痛による腰痛と慢性的な腰痛との違い、妊娠時の腰痛の対策について紹介します。

腰痛と前駆陣痛の腰痛の違い

初めての出産では、腰痛と前駆陣痛の違いが分からず、不安になってしまう方も少なくありません。

 

通常の腰痛と前駆陣痛のよる腰痛の違いを知っておきましょう。

 

 

①下腹部に痛みはあるか

 

前駆陣痛の場合、腰痛のほかに、下腹部の痛みを感じたり、お腹に張りなどの症状を感じてます。

 

また、下腹部の痛みの有無は、腰痛では起こらない症状のため、前駆陣痛と腰痛の見分けるポイントです。

 

 

②痛む場所に変化はあるか

 

痛みが徐々に下の方の下がってきたり、腰の他にお尻のほうまで痛む場合は前駆陣痛の可能性が高いです。

 

腰痛の場合は、一定の場所に痛みを感じます。

 

 

③痛みに波はあるか

 

前駆陣痛の場合は、痛みに波があり、動いている時、休んでいる時に限らずに痛みが現れ、数秒〜数分で軽減してきます。

 

腰痛の場合は基本的に動く時に痛みが現れ、痛みは継続的に感じます。

その他の前駆陣痛の症状

前駆陣痛の症状は腰痛のほかに

 

・生理痛のような痛み

 

・お腹や膣のあたりがキューっと締められるような痛み

 

・お腹の張り

 

 

・下痢を我慢しているような痛み などがあります。

前駆陣痛の痛みについて

前駆陣痛の痛みの程度は、その時々によって異なります。

 

歩けないほどの痛みを感じても、それ以降の痛みはほとんど気にならないということもあります。

 

 

体験談として、「息が止まってしまうほどの痛みだけど我慢できる」「前駆陣痛の痛みも不思議と慣れてくる」という声もあります。

前駆陣痛の長さや頻度

前駆陣痛の長さは不規則で、数秒〜数時間といわれています。

 

 

頻度としては、1日に2〜5回くらいが一般的のようですが、10回以上という頻度の方もおり回数も個人差があるようです。

臨月時の腰痛の対策

前駆陣痛による腰痛の場合

前駆陣痛による腰痛の場合、出産の準備過程による痛みであるため、根本的な解消は難しいようです。

 

出産を経験された方が、前駆陣痛の痛みが和らいだ方法は下記の内容です。

 

・ゆっくり深く呼吸をする

 

・横向きで寝る(楽な姿勢を探す)

 

・腰を撫でる

 

・お風呂で身体を温める

 

・痛みから意識をそらす

 

 

痛みに囚われずリラックスして過ごしたり、別のことを考えるように意識していた方が多いようです。

慢性的な腰痛の場合

妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなり、身体の重心が前に移動してきます。

 

そのため猫背になったり、バランスをとるため反り腰になるなど姿勢が乱れ、腰への負担が大きくなり腰痛が発症します。

 

無理のない程度で、下記のことを意識して過ごしましょう。

 

 

・軽い運動をする(散歩など)

 

・姿勢を正して生活する

 

・ストレッチをする

 

・ストレスを溜めない

 

 

出産が近づくにつれて不安が強くなり、ストレスから腰痛になる方もいらっしゃいます。

 

運動をしたり、周囲の人とお話をするなど、不安とも上手く付き合うことで、腰痛の解消に繋がります。

痛みが強い場合は、整形外科へ

腰の痛みが激しい場合は、かかりつけの産婦人科に相談し、整形外科に受診をしましょう。

 

 

また普段、腰痛の時に使用する市販の湿布や薬を自己判断で使用するのは、絶対にやめてください。

 

湿布や塗り薬の中に胎児に影響を及ぼす成分が入っている場合があります。

 

 

必ず病院の先生に相談し使用するようにしましょう。

まとめ

今回は前駆陣痛による腰痛と慢性的な腰痛との違い、妊娠時の腰痛の対策について紹介しました。

 

前駆陣痛のよる腰の痛みは下記のことが当てはまります。

 

・下腹部に痛みがある

 

・痛む場所に変化がある

 

・痛みに波がある

 

落ち着いて痛みの状況を確認し、判断をしましょう。

 

 

また、先駆陣痛のよる腰痛は身体が出産の準備をするなかで発症する腰痛であるため、根本的な解消法はありません。

 

ただリラックスした生活を送ることで、痛みが緩和したという経験談も多くあるようです。

 

 

様々なトラブルや不安もあるとは思いますが、周囲の力も借りながら、元気な赤ちゃんを迎えるため、乗り越えていきましょう。