【肩こりの深刻化】なぜ肩こりから吐き気があらわれるのか?
「肩こりのほかに、吐き気までするようになってきた」
肩こりは、日本人が痛みを自覚する症状として女性は1位、男性は2位と多くの人が感じている症状です。(厚生労働省 平成28年度国民生活基礎調査)
肩こりが日常的になってしまい、症状を放置してしまう方も少なくありませんが、肩こりは悪化すると吐き気など様々な症状が現れます。
なぜ肩こりが悪化すると吐き気の症状が現れるのでしょうか?
今回は肩こりから吐き気が現れる要因について解説していきます。
肩こりによる吐き気は、肩こりの深刻化や身体に異常があるサインです。
吐き気が現れる要因として、以下のものがあげられます。
・筋肉の過度な緊張による脳への血液不足
・ストレスによる自律神経の乱れ
・骨の歪みによる神経の圧迫
・脳の疾患の前兆
肩こりが悪化すると、肩の筋肉が過度に緊張し、血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなることで脳に十分に血液が送られず、血液不足となり、嘔吐中枢が刺激され吐き気を起こすようになるのです。
身体に負担が少ない生活を送ることで、血行がよくなり、肩こりは解消し吐き気の症状も改善していきます。
肩こりが慢性化すると、肩こりの痛みに対しストレスがたまり、自律神経を乱してしまうことも少なくありません。
自律神経を乱すことで血行不良や、睡眠の質の低下などを起こし、その結果吐き気のほかに頭痛、めまいなどの症状が現れます。
日常的なストレスは溜まっていても、自覚ができないことが多いので、注意が必要です。
肩こりが慢性化している方のほとんどは、猫背など姿勢が乱れています。
日常的に姿勢が乱れていると、首の骨(頚椎)が歪み、近くを通っている神経を刺激し、吐き気の症状が現れます。
姿勢が乱れないよう、普段の生活から正しい姿勢を心がけることが大切です。
脳の血管に異常がでた時、急激な肩こりや吐き気が現れることがあります。
血管に血の塊ができることで、血液が溜まってしまいコブができます。
そのコブが脳の神経を圧迫し、肩こりや吐き気、腕のしびれ、めまいなどの症状を起こしてしまうのです。
上記のような症状が突然強く現れた場合、早めに病院へ受診するようにしましょう。
肩こりによる吐き気があったら、我慢せずに病院に受診しましょう。
吐き気は、肩こりの深刻化や重篤な病気のサインである可能性もあります。
肩こりによる吐き気の場合、まず整形外科を受診してください。
症状の程度に応じてMRIなどで、肩こり以外に原因がないか検査してもらいましょう。
そのほかに頭痛や不眠、息苦しさがある場合は、ストレスが原因である可能性もあるため、心療内科に受診しても良いと思います。
また急激な肩の痛みや吐き気は、脳の異常である可能性もあるので、その場合は脳神経外科へ早めに受診してください。
吐き気が現れるような肩こりがある場合、普段から肩に負担がかかる生活を過ごしていることが多いです。
生活習慣を整えることで、肩こりの悪化を防ぎ、改善につながります。
運動をすることで、血行は促進し、筋力が維持されるため、身体のバランスが整い身体への負担が軽減します。
軽い散歩を行ったり、出来るだけ階段を使って移動するなど、意識的に運動を取り入れてみてください。
ストレスは溜まっていても自覚ができていないことが多々あります。
入浴はシャワーではなく湯船に入るなど、生活の中でリラックスする時間を積極的につくっていきましょう。
日々の姿勢の見直し、自宅でのセルフケアや定期的に整体院などで施術を受けることで、骨の歪みは改善されていきます。
姿勢は癖になっているので、時間がかかるかもしれませんが、根気よく意識し改善していきましょう。
今回はなぜ肩こりから吐き気が起こるようになるのか解説してきました。
肩こりから吐き気が現れる要因は下記のようなものがあります。
・筋肉の過度な緊張による脳への血液不足
・ストレスによる自律神経の乱れ
・骨の歪みによる神経の圧迫
・脳の疾患の前兆
吐き気やめまいなどの症状が現れた場合、肩こりのほかに原因がある可能性があるので、我慢せず整形外科に受診するようにしましょう。
受診後は身体に負担の少ない生活を送れるように、日々の生活から見直すことが大切です。
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