【肩こり解消】入浴時の抑えておくべきポイントとNGポイント

『肩こり解消には湯船に入った方がいいらしい』

 

『湯船に入っているけど、なかなか解消しない』

 

入浴時に湯船に入る習慣をつけることは、肩こりの解消にとても効果的な方法です。

 

しかし、肩こりの解消につなげるためには、抑えておきたい入浴時のポイントと、やってはいけないNGポイントがあります。

 

肩こりがなかなか改善しない方は、もしかしたら入浴時のポイントが外れていたり、NGポイントを行っているかもしれません。

 

 

今回は肩こり解消で抑えておきたい入浴時のポイントとNG行為について紹介していきます。

肩こり解消で抑えておきたい入浴時のポイント

肩こりの解消には、入浴時に抑えておきたいポイントがあります。

 

入浴方法は個人の好みが反映されることも多く、自分なりに入浴されている人も少なくありません。

 

しかし、肩こりの解消を目的とするならば、基本的なポイントから抑えていきましょう。

 

 

①お風呂の温度は40度程度

 

②入浴時間は15分〜20分程度

 

③首周辺の温めているか

 

④運動浴を取り入れるか

 

 

⑤入浴剤は炭酸ガス入りを選んでいるか

お湯の温度は40度前後に設定する

肩こりは筋肉が緊張した状態が続いているため、身体を活動的にする交感神経が優位になりがちです。

 

 

お湯の温度を40度にすることで、身体を休息させる副交感神経が優位になり、筋肉をリラックスさせることができます。

入浴時間は15分〜20分程度にする

入浴時間は15分〜20分間程度にするようにしましょう。

 

お風呂好きの方には、物足りないかもしれませんが、入浴時間が長すぎても、身体に負担がかかってしまうことも意識すべきです。

首周辺も温める

肩こりは肩から首にかけての筋肉が緊張している状態のため、肩だけでなく首の筋肉にアプローチすることも効果的です。

 

 

肩までしっかり浸かるだけでなく、タオルをお湯に浸してホットタオルを作り、首に載せるなど、しっかりと首も温めていきましょう。

運動浴を取り入れる

身体が温まってきたら、軽く身体を動かしてほぐしていきましょう。

 

下記の動作を各5秒ずつ行うだけでも、肩が軽くなるので是非行ってみてください。

 

 

1.足先や手先をゆっくり揉む

 

2.首を前後、左右にゆっくり倒しキープする

 

3.肩をすくめるように挙げ、一気に脱力し落とす

 

 

4.両手をあげて、右手で左肘をつかみ右に倒す(左右行う)

入浴剤は炭酸ガス入りが選ぶ

入浴剤は炭酸ガス入りのものを使うようにしましょう。

 

炭酸ガスはお湯に溶けることで身体の毛細血管に入り込みます。

 

 

身体は一定の状態を保とうとする機能があるため、入り込んだ炭酸ガス(二酸化炭素)を体の外に排出する代謝が働き、血行がよくなることで、肩こりの解消に効果があるのです。

肩こりがひどい時は温冷交代浴がおすすめ

肩こりがひどい時は「温冷交代浴」もおすすめです。

 

温冷交代浴は、40度ほどのお湯に浸かり、冷水〜常温の水をシャワーを浴びることを繰り返す方法で、交感神経と副交感神経が交互に刺激し、血行を良くする効果があります。

 

 

いきなり冷水を浴びると身体への負担が大きいため、まずはぬるま湯で行ったり、足先にかけるだけでも効果があるので、無理のない程度に行ってみてください。

入浴中、入浴後のNGポイント

お湯の温度が高すぎる

お湯の温度が高すぎると、交感神経が活発になり、筋肉が硬くなってしまいます。

 

 

また、血管も収縮してしまい、足先など末端まで血流が回らなくなるために身体が温まりづらく、肩こりの解消に繋がりません。

お風呂場にスマホを持っていく

お風呂でスマホを使用することで、視覚的にも脳に対しても刺激を与え続けてしまうため、リラックスしにくくなってしまいます。

 

 

できるだけお風呂場にはスマホは持ち込まず、身体的にも精神的にもリフレッシュさせることを心がけましょう。

入浴後に湯冷めをさせる

最適な入浴ができていても、身体を冷やしてしまうと、筋肉は固まり血流の悪くなってしまいます。

 

入浴中だけでなく、入浴後に身体を保温していくことも肩こりの解消には大切です。

 

湯冷め防止として、下記のことに注意して行っていきましょう。

 

・乾いたタオルでしっかりと拭く

 

・冬は脱衣所やお風呂場を温めておく

 

 

・お風呂場をでる前に足先に常温の水をかける

まとめ

今回は肩こり解消で抑えておきたい入浴時のポイントとNGポイントについて紹介しました。

 

抑えておきたいポイントもNGポイントも基本的なことが多かったと思います。

 

しかし、自身を振り返ると自分の好みの入浴方法が優先していることも少なくないので、まずはしっかりとポイントを抑えることを意識しましょう。