「からだを動かすと腰が痛む…」
「湿布を貼ってるけどなかなか腰痛が治らない…」
このような悩みはありませんか?
腰痛の原因のひとつには腰に負担をかけてしまう姿勢。
姿勢が原因の腰痛ではどれだけマッサージをしたり、湿布を貼っても、姿勢を改善しなければ根本的な腰痛の解決にはなりません。
現代社会ではパソコンを使う仕事も多く、座りっぱなしの職種では腰痛もちになりやすくなっており、労働環境と腰痛の深く関わっています。
今回の記事では、腰痛と姿勢の関係性や腰に負担のかかりやすい姿勢について解説します。姿勢の改善を行い、腰痛のある生活からおさらばしましょう。
腰痛に悩まされている人は、普段から姿勢の悪い方が多いです。現代社会の八割の人が腰痛を持っていることからいかに姿勢が悪い人が多いかが想像できます。
からだの1カ所に大きな負担がかかり続ける悪い姿勢が長い時間続くことにより、筋肉の疲労や血行不良によって腰痛が生じます。
また、姿勢が悪化することにより、からだを支えている腰椎の椎間板に負担が蓄積することで腰痛が生じる場合も。
姿勢による腰痛は正しい姿勢を取らない限り、慢性化しやすいので注意が必要です。
腰痛を治すためには、マッサージや湿布を貼る痛みを緩和させるケアだけでなく、正しい姿勢をとり、根本的な腰痛の解決を目指しましょう。
腰にもっとも負担がかかりやすい姿勢は座った体勢です。特にデスクワークをしている方は、椅子に座っている時間も長くなるため腰痛になりやすいです。
以下で、負担の大きな姿勢を解説します。自身の日々の姿勢の悪さをチェックしましょう。
猫背とは背中を丸めて座る体勢のことです。仕事でパソコンやモニターをみて作業をする人に多い傾向にあります。
画面を近い距離で見たり、作業に夢中になり前屈みになることが原因になっており、前屈みの姿勢は腹筋と背筋に力が入らないため、しっかり筋肉が使われません。
その結果、背骨を支える筋肉が衰え、腰痛を引き起こす原因になります。また、猫背によって自律神経を圧迫し、神経性の腰痛も引き起こす可能性があります。
猫背の影響は腰だけでなく肩の痛みや首の痛み頭痛も引き起こすため背筋を伸ばした姿勢を意識し、正しい姿勢をとりましょう。
予防としては、モニターアームや台などでパソコンのモニターの位置を調節し、目線の高さに上げることで背中を伸ばして作業ができ猫背を防ぐことができますよ。
仙骨座りとは、椅子に座っている時に椅子に浅く腰かけ、お尻が背もたれにくっつかず背もたれに寄りかかるような座り方です。別名をずっこけ座りとも言います。
パソコンのモニターの高さに目線を合わそうとしたり、長時間椅子に座っていることによりお尻の出っぱっている部分の骨が、座面との圧迫により痛みを感じ姿勢をずらしていくことで知らぬうちに仙骨座りになっている場合があります。
仙骨座りを続けていると、重心が背中にかかり腰に大きな負担がかかます。その結果、ひどい場合には椎間板ヘルニアになる可能性も。
予防として、背もたれにしっかり腰をつけて座るようにしたり、クッションを敷いて座るといいでしょう。
気がつけば足を組んでいる人は多いのではないでしょうか。特に若い人は、足を組んで座っている人が多いです。
足を組んで座ることにより、骨盤に均等に力がかからず背骨が左右に曲がり腰や背中に大きな負担を与えるのです。
足を組む原因は、からだの重心が左右どちらか一方にかかることにより骨盤が上がり、不安定になり、不安定な状態からバランスを取ろうと自然に足を組んでしまいます。
そのほかにも、同一姿勢を続けているとからだがしんどくなり足を組んでしまうことが多いようです。
予防としては、普段から左右均等に体重を乗せるように意識しましょう。
今回の記事のまとめは以下の通りです。
・腰痛の原因の中でも、姿勢の関与する腰痛はデスクワークをしている人に多く慢性化しやすい。
・腰に負担をかけてしまう姿勢には、猫背や仙骨座り、足を組んで座んで座る姿勢がある。
・腰痛を改善するためには、マッサージや湿布を貼ることでは、根本的な解決にはならないため、正しい姿勢を意識してとる。
日頃から腰に負担のかからない正しい姿勢を意識し、腰痛の予防をしましょう。
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