【慢性腰痛】メンタルの悪循環から抜け出す方法
『長い期間に続く腰痛に対して、イライラしてしまう』
『いつ改善するのか分からず、どうしても気分が沈んでしまう』
『腰痛の悪化が不安で、なかなか活動的になれない』
腰痛は子どもからお年寄りまで、幅広い年齢で起こる症状です。
特に腰痛が多い年齢は30〜50代などの働きざかりであることが分かっており、その要因としてストレスなど、メンタル面の負担が大きいことがあげられます。
改善のためにはストレスのケアが必要なのですが、腰痛時に陥りやすいメンタルの悪循環により、症状が慢性化してしまうことも少なくありません。
今回は腰痛が慢性化する原因にもなるメンタルの悪循環と、その対処方法について解説します。
メンタルの悪循環とは、腰痛自体にストレスや不安を感じてしまい、メンタル面の負担が軽減せず、症状が長引いてしまう状況のことです。
腰痛時に感じるストレスとして、「物事がうまく進行することができないストレス」「周囲の人に迷惑をかけてしまう後ろめたさ」などがあげられます。
また腰痛が長期間続くと、「治るのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
腰痛を改善・慢性化させないためには、このメンタルの悪循環から抜け出す必要があります。
このようなメンタルの悪循環から抜け出すためには”腰痛に対する考え方を切り替えること”が重要です。
腰痛への考え方を切り替えることで、メンタル面への負担は確実に軽くなっていきます。
腰痛の時に感じるストレスを例にみていきましょう。
腰痛のせいで、生活や仕事に支障がでることはストレスを感じてしまいます。
そういうときは、活動に対し「出来たか・出来なかったか」ではなく、「ほどほどでも大丈夫」という楽観的な考えに切り替えましょう。
『昨日は出来なかったけど、掃除機で1階を掃除できた!』
『前より、デスクで仕事をすることが出来た!』など
実践できそうな目標を細かく設定し、改善できたことに対して、自分を認めてあげる姿勢が大切です。
腰痛になると自分のやるべきことを周囲の人にお願いする場面もでてきます。
周囲の人に負担をかけることを申し訳なく感じる方も少ないと思いますが、そのような時は感謝の気持ちをしっかりお伝えし、腰痛の改善に努めましょう。
事情を説明しお願いしてみると、自身が思っているよりも快く引き受けてくれたり、身体の心配をしてくれるものです。
中には、腰痛になったことで、周囲の人の優しさを実感したという話もきくことがあります。
腰痛持ちの方は、症状の悪化に対する恐怖や不安から、過度に腰を庇ってしまうことも、よく見受けられます。
コルセットをつけてないと不安で常備している方は、この典型的な例です。
過度に腰を保護することは、腰の関節や周辺の筋肉が固くなり、痛みが生じたり、回復に時間がかかってしまいます。
腰痛があっても、心配しすぎずに”出来るだけ普段の生活をすること”を意識することが必要です。
初めは怖いかもしれませんが、日常生活の動作もリハビリの一貫と考えて、無理のない程度に行うようにしましょう。
腰の痛みを忘れる時間を増やすことは、健康的なメンタルを整え、悪循環から抜け出すことに繋がるでしょう。
適度な運動や自身が楽しいと思えることを行うことで、腰の痛みを抑える仕組みが働き、腰痛を軽減してくれます。
また実際に、なかなか腰痛が治らなかった方が犬を飼い始め、毎日散歩をしたり、犬と遊んで過ごしているうちに、腰痛が改善したというケースもあります。
いきなり運動を始めることは怖いという方は『好きな音楽をゆっくり聞く時間を作る』など、リラックスできる時間を作ることから始めてみるのも良いでしょう。
是非、1つだけでも生活の中に、自分が楽しいと思えることを組み込んでみてください。
今回は慢性的な腰痛で起こるメンタルの悪循環と、その対処方法について解説しました。
腰痛は病院を受診しても原因が分からないことが多く、痛みによるストレスや、今後の不安は、誰でも感じてしまうものです。
腰痛を長引かせてしまうメンタルの悪循環から抜け出すためには、腰痛への考え方を切り替える必要があります。
まずは全てのことに対し完璧ではなく『これくらいでOKだ』と楽観的に考えることが大切です。
また、過度に腰痛の悪化を恐れて、腰を保護することは、症状を悪化させてしまったり、回復に時間がかかってしまう場合があります。
出来るだけ普段どおりの生活をすることを意識してみましょう。
散歩など、適度に身体を動かすことも、腰痛には有効です。
運動は怖いという方は好きな音楽を聞くなど、腰痛のことを忘れられる時間を増やして、健康的なメンタルに整えていきましょう。
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